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IT図鑑

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第5回  DNSの仕組みと管理

先生:「新くん、前に少しだけ話したDNSって何か覚えているかな?」

新くん:「『ホームページの仕組み』の回で出てきましたね。確か、IPアドレスの数字の並びは覚えにくいから、わかり易い名前に変える仕組みのことだったような・・・気がします。」

先生:「そうだったね。DNSは、Domain Name Systemの略で、FQDNとIPアドレスを相互に変換するサービスを提供するネームサーバなんだよ!では、一体どんな仕組みになっていると思う?」

新くん:「うーん、難しいですね。。サーバが世界中のFQDNとIPアドレスを記憶していて、みんながそこに聞いてるのかな?でも、すごいたくさんのデータを記憶しておかないといけないような・・・。」

先生:「おぉ。良い考えだね!インターネットが始まった頃には、今答えてもらったような、1つのファイルですべてのFQDNとIPアドレスを管理していた。このFQDNとIPアドレスを管理するファイルのことをホストファイルと言う。でも、このやり方では、データが増える度に、みんなのホストファイルを更新していかなければならないので、管理しきれなくなってしまったんだよ。そこで、ネームサーバを分散して管理しようという仕組みができたのだ。」

新くん:「みんなで分担かぁ。」

先生:「新くんは、yahooのURLを覚えているかね?」

新くん:「http://www.yahoo.co.jpですよね。このうちのhttpがプロトコル(決まりごと)で、www.yahoo.co.jpがFQDNですよね。」

先生:「オォ!よく覚えているね!FQDNは、".(ドット)"で区切られているよね。この、".(ドット)"単位ごとに階層構造が分かれているのだ。わかるかな?」

新くん:「わからないですよ・・・。」

先生:「では、図を使って説明してみよう。」

先生:「FQDNは図のように階層に分かれて管理されているだよ!」

新くん:「なるほど!FQDNの後ろから上の階層になってるんですね!でも、一番上のルートは何のことですか?」

先生:「その最上位のルートは、ルートネームサーバと呼ばれるネームサーバのこと。ルートネームサーバは1つ下の階層の"jp"、"com"、"net" などのようなドメイン名を管理しているネームサーバのIPアドレスが登録されていて、どこに位置しているのかを把握している。他の階層のネームサーバもさらに1つ下の階層のネームサーバのIPアドレスが登録されていて、どこに位置しているのかを把握しているんじゃ。」

新くん:「ルートネームサーバは、下の階層のネームサーバをまとめるリーダ−みたいですね!」

先生:「実際にどのような動きでFQDNとIPアドレスを相互に変換しているのか。変換するにはまず、階層の最上位に位置するルートネームサーバに訪ねているのじゃよ!」

先生:「わしらが、URLにhttp://www.yahoo.co.jpと記述して送信したとしよう!」

先生:「すると、こんな動きをしているんじゃよ。」

1 ユーザーが《http://www.yahoo.co.jp》を要求

2 www.yahoo.co.jpのIPアドレスは?

3 www.yahoo.co.jpのIPアドレスは?

4 jpネームサーバに聞いてみて!

5 www.yahoo.co.jpのIPアドレスは?

6 co.jpネームサーバに聞いてみて!

7 www.yahoo.co.jpのIPアドレスは?

8 yahoo.co.jpネームサーバに聞いてみて!

9 www.yahoo.co.jpのIPアドレスは?

10 124.108.32.36だよ!

11 124.108.32.36だって!

12 WEBブラウザが124.108.32.36にアクセス!

新くん:「こんなに多くのネームサーバに尋ねているのにずいぶんと通信のスピードが早いんですね!」

先生:「そうだね!ちなみにルートネームサーバは世界に13個存在するのじゃ!気になったら、調べてみると良いぞ!」

おくれ。では、次回にお会いしましょう!」